【野球肘・テニス肘・ゴルフ肘など肘の腱鞘炎】上腕内側・外側の動作時の痛み、症状の原因や治療法・ストレッチ予防のご紹介!

2019/04/13 ブログ

こんばんは

PFC-PREAC 谷田部です。

今回はスポーツをやっている方の悩みの一つ

【外側上顆炎】【内側上顆炎】についてお話ししていこうかと思います。

今回もなるべくわかりやすくお書きいたしますので『もっと知りたい!』という方は問い合わせから質問お願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【外側上顆炎・内側上顆炎とは何か?】

この名前は医学的な名前で、あまり聞き慣れないかもしれません。

以前の五十肩の様に俗称で言いますと

『テニス肘・野球肘・ゴルフ肘・バドミントン肘・卓球肘・水泳肘・クライミング肘…etc』

こちらはいくつか聞いたことがあると思います。

これらは全部、ラケットなどを持って打ち合うスポーツや投球や懸垂の様に肘に負担をかけた物ばかりです。

◯野球の投擲は肘を弓の様にしならせます。

◯テニスでは相手が打った球を打ち返すために力を入れ支点が肘になります。

などなど、そういった繰り返し行われる前腕の筋肉の過負荷、疲労がこの怪我の原因となり炎症を引き起こします。

その炎症が肘周辺の部分に出たものを『内側上顆炎』『外側上顆炎』となります。

一概にこのスポーツをしているからなるわけでもありません。

スポーツをしていない人でもお仕事や家事など疲労の限界でなってしまう方もいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【症状】

筋肉の一部である腱に炎症が起きているのでその筋肉を使うと痛みが走ります。

使わないでも出ている場合は筋肉と腱の切り替わる場所、筋腱移行部というところから筋肉の繊維まで痛んでいる可能性があります。

『内側上顆炎』は前腕の手の平側の筋肉・腱の損傷になります。

『外側上顆炎』は逆に手の甲側の筋肉・腱の損傷になります。

そして、怪我をしている状態で練習を続けたり、酷使してしまうと最悪慢性化してしまい、治りづらくなるだけではなく再発しやすかったり治ったとしても違和感が残ったりと後遺症の様な状態に陥ります。

そうならないためにも早急な休養と治療が必要です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【治療法・予防方法】

治療法は安静にしながら炎症部位を冷やし消炎させることが大前提となります。

そのあとにマッサージで対象の筋肉を緩めていきます。同時にサポーターなどを使い日常での筋肉の負荷を低下させて悪化を防いで行ければ完治も早いです。

整体院や整骨院などによっては超音波機器などがありますのでそれを行うことで回復の促進も見込めます。

筋肉のオーバーユース、いわゆる酷使をした時に起こる怪我ですので、予防としてはストレッチなどで疲労を溜めない様にすることが挙げられます。湯船などであったまりながら行うことで効果も上昇します。

『外側上顆炎』:肘を伸ばして手の甲を反対の手で引いていきます。

『内側上顆炎』:肘を伸ばして手のひらを反対の手で引いていきます。

その他神経由来の症状は違うアプローチになりますので不明な点などがありましたらご連絡ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当院では皆様のより良い健康のために、お身体の現状を説明し理解していただいてから治療を行っていきます。スムーズにより早く元の状態に戻すため、全力で対応いたします。

お身体の気になる症状や悩みがありましたら一度ご連絡ください。

東京都狛江市東和泉1-25-3 PFC-PREAC

TEL:080-9897-4309