【肩関節周囲の病気・疾患】五十肩の痛み・症状を原因から対処・治療・予防する方法!

2019/04/06 ブログ

こんにちは
PFC-PREAC 谷田部です。

今回の内容は一度は悩まれたこともある方が多いと思います。

五十肩についてお話ししていこうと思います。

 

【五十肩とは】

そもそも五十肩とはなんなのか?

肩の捻挫?打撲?骨の病気?肉離れ?老化?

どんなものなのかいまいちピンとこないかと思います。

なぜなら五十肩というもの自体が俗称なのです。

『肩関節周囲炎』というのが総称ですが本来の名称となります。

厳密に言うと肩関節周囲炎でも10種類以上あります。

なのでパターンの違う症状に対して他パターンの治療をしても一定以上は治りません。

五十肩を五十肩として見ている先生方が多い昨今では治ったと言える状態になっている人が少ないのも悲しい現実です。

話は戻ります。

『肩関節周囲炎』、どんな状態なのかと言いますと、簡単にいうと肩の関節周囲の筋肉や靭帯といった組織の炎症になります。つまりは周りの組織が痛んだことによって動かすと痛くて仕方がないということです。

捻挫をしたり打撲をした時に赤くなって熱を持って腫れます。その時と同じ現象が肩の関節の中でも起きています。

※このページではわかりやすく五十肩として扱っていきます。

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【五十肩の症状】

◯肩が上がらない

◯髪を結んだり手を後ろに運べない

◯痛くて寝返りもうてない、寝ていても起きてしまう

◯力を入れるとふとした角度で激痛になる

基本的な共通症状としてはこのあたりになります。

その他先述のパターンにより固有症状もあります。

これは組織が痛んでいるにも関わらず、その組織を無理に使おうとしていて起きている症状になります。

ぎっくり腰や肉離れになっている方が日常と同じような動きをしようとしても無理なことと同じになります。

決して無理をせず、最初は安静にして置くことが大切です。

そして何よりも厄介なのは肩が昔ほど上がらないなどの後遺症になります。

先ほど、『治ったと言える状態の人が少ない』と書きましたが、その理由にこの後遺症があります。

整形外科や病院などは炎症が治まって痛みが消えたら治ったという扱いで治療が終わることがほとんどです。後遺症のリハビリとして毎日と言っていいほど機械で引っ張ったり電気をかけたりがのちに待っているくらいです。ひどいところであれば定期的にブロック注射を行うところもあります。

後遺症のそのほとんどは早めに対処すれば治ります。

なぜ後遺症というものになってしまうのか?

それはとても簡単です。

痛みが起きている時期が長く、それでいて激痛、こんな状態で好き好んで運動する人はいません。ということは使わなくなれば筋力は落ちていくのです。そして落ちきった筋力では腕全体を持ち上げる肩の動きに耐えきれないのです。

炎症が治まってからすぐに対処することがとても大切です。

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【治療方法・予防】

治療方法は先述にもありますが、まずは炎症を取ることが最優先です。

炎症がなくなると同時期にすぐにリハビリといった訓練に移ることが大切です。

五十肩の完治は平均して6ヶ月〜2年と言われています。そしてリハビリでは治療過程で良くもならず悪くもならずといった時期が存在します。

大体の方はここで『変わらないからもういいや』『前よりは動くからここまでなのかな』と諦めてしまいます。ですがそこを抜けると一気に良くなり元の状態に戻ります。

もちろん6ヶ月〜2年というのも教科書的な数字でしかなく、その限りではなく状態に応じて回復の左は個人で違い、もっと早く治る方も何人も見てきています。

予防としてできることは疲労をためないことに限ります。

結果として大きな症状になっていますが、最初はただの疲労なんです。ほとんどの五十肩は疲労が限界になった肩の悲鳴です。

毎日のストレッチや定期的なケアなどを行っていただければ基本的にはなることはないのです。

 

当院では皆様のより良い健康のために、お身体の現状を説明し理解していただいてから治療を行っていきます。スムーズにより早く元の状態に戻すため、全力で対応いたします。

お身体の気になる症状や悩みがありましたら一度ご連絡ください。

東京都狛江市東和泉1-25-3 PFC-PREAC

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